第1回地獄の夢女会〜観月くん迷走編〜
というわけで一通り準備は整いました。
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⑤プレゼント用意
さて、ここから夢女会の醍醐味、プレゼントの用意です。
実は今回の夢女会の彼氏(れさは彼氏じゃないけど、ここでは一括で彼氏って言っとく)はみんな学生さんです。黒尾さんだけ高校生、あとはみんな中学生。
プレゼントの予算決めるのに、学生か社会人かは統一したほうがよかったのよね。
というわけで予算はズバリ5000円。中高生にとっての5000円ってかなり大きい。
私の担当は朝屋の彼氏、観月はじめくんです。好きな食べ物は冷製カッペリーニ(キャビア乗せ)って言ってる時点でハードル高い。
実は夢女会の1週間前しか用意する時間なかった。(割と急に決めたから)
そして夢女会1週間前の土曜は水樹奈々のライブだった。もう時間がない。やばい。
水樹奈々のライブに一緒に行った、これまた高校の同級生のらずべり(腐女子)もテニプリ大好きだったので、思わず、
「観月はじめって彼女に何あげると思う???」
って聞いてしまった。ごめん、らずべり。夢は専門外なのに。
でも、らずべりちゃんは優しい。答えてくれた。
「薔薇……??薔薇の紅茶とかティーカップとか…??」
え、それじゃん。もうそれしかないじゃん。
この時点ですでに頭の中の観月はじめが自信満々に買う気になってた。
頭の中で観月はじめが嬉々として「これしかないじゃないか!」って言ってる。
薔薇の紅茶とティーカップのセット。いやーもうこれしかない。むしろこれ以外の選択肢ある??
というわけで買うものは速攻決まった。一緒に飲んでほしいんだね、わかるわかる。
外のテラス見たいなところで、そのティーカップ使って薔薇の紅茶淹れて飲みたいんでしょ?
らずべりを連れ回して、脳内に観月はじめを召喚して、ライブまで薔薇の紅茶とティーカップを探しに行きました。
探して、脳内の観月はじめは気がつきました。
これは、自分の趣味の押し付けでは?
というわけで、ここから観月はじめくんの迷走が始まります。ネックレス、ヘアアクセサリー、時計、バッグ、傘……ありとあらゆるものを見て回ります。
らずべり、ほんとごめん。
まじでだんだん脳内の観月はじめが迷走し始めてやばかった。大阪中のありとあらゆる店巡った。
2時間くらいだったあたりで、私がストップかけました。多分、もう今日は無理。とりあえず落ちついて、明日また探そう。
脳内の観月はじめを引っ込めて、とりあえずその日は水樹奈々のライブを存分に楽しみました。水樹奈々はいいぞ。
次の日にランチ食べたあと、再び脳内に観月はじめを召喚させた。昨日からはだいぶ落ち着いてる。よかった。焦っても意味ないからね。
とりあえずマ◯イに行こうってことになり、1階をぶらぶら。すっごいかわいいネックレスあったんだけど、割と観月はじめの好みだと思うんだけど、うーん、いまいちピンとこない。
で目に入ったお店。ふわふわとしていて、いかにも女の子っぽくて、肌触りの良さそうなお店。
そう、何を隠そう、ジェラートピケである。
ジェラピケを知らなかった観月はじめくん、吸い寄せられるように店に入って、商品に触れて、その肌触りの良さに衝撃を受けます。
私自身ジェラピケの愛用者だけど、実は夏用のジェラピケってかなり肌触りが良いと思う。
冬だけじゃなくて、ぜひ夏もチェックしてみて。(ジェラピケの回し者ではない)
そこからは早かった。多分5分で決めた。
プルオーバーとワンピース丈で悩んだ。悩んだ結果、ワンピース丈は生地が薄いから下着が透けそうだったので、プルオーバーをご購入。
黒尾さん、あなたなら間違いなくワンピース丈選んでたな?
もちろん、ラッピングは有料のステキな箱にしました。
無事にプレゼントは用意できました。1週間後にはついに夢女会です。ワクワク。
次回:地獄当日編